子供が野球をやっていますが家計は火の車…そんな悩みありませんか?高校野球では強豪になると用具や遠征費モロモロ含めると月10万を超えるとか…。
そんな話を聞いた親御さんは野球をさせたいと思うでしょうか?無理ですよね。野球人口減少問題の要因に「野球お金かかりすぎ問題」は大きい問題となっているのです。
野球離れが深刻…
スポーツ少年団の野球チーム数は最近10年で30%以上も減少。その煽りを受け、男子軟式野球部員の数も07年の約30万人から16年には約18万人に減少したそうです。
ちびっこ達!野球やろうよ!
Let’s play baseball ! pic.twitter.com/1kjhogDeGT— 全国高校野球観戦部@センバツ3/23開幕 (@AJ_HS_BB_WC) 2018年3月4日
では…「野球お金かかりすぎ問題」を解消し野球人口減少を食い止めるために、どんな取り組みが必要なのでしょうか?
チームの選手入団がなくて試合ができない。そんな大きい悩みを抱えるチームに読んで欲しい記事です。
Contents
名門・広陵はおさがりを着用!?
広陵ではユニホームを先輩から後輩に譲り渡す習わしがあります。
ユニホームを譲る始まりは、中井哲之監督が幼いころ両親に教えられた「ものを大切にする心」でした。そんな当たり前の心を部員たちは身につけてほしい、と感じたからだそうです。
「ものを大切にする心」を養いながら結果、経費節減になっていますよね。素晴らしい取り組みです。
関連記事:ユニホームに代々の先輩の名字 広陵、後輩が継ぐ思い
バザーで引退する上級生から安く買おう
うちの少年野球チームでは引退する上級生からバザーのような形でかなり安く購入しております。
ユニフォーム・ベルト・アンダーソックス・チームバッグなどチームならではのモノも多いので、新しく野球を始める子供にも喜ばれておりますよ〜。これだけでもかなりの出費を抑えることができるでしょう。
ぜひ引退した上級生はケチケチしないで下級生にバザーをしましょう!
野球練習道具は工夫すれば安価に作れ!
ネトロンティーおすすめです。安価に作れて打感も良いです。https://t.co/zi9iIt9gVy
— くりや. (@HU_KURI) 2018年6月18日
野球練習道具は安くすませましょう!こんなこと言ったら野球メーカーに怒られそうですね…。工夫すればアイディア次第で安価で作れるのです。置きティー(Amazonで160円だそうです)だって安く作れますよ〜。
いま話題のカウンタースイングだってこんな情報もありました。大事なことはすぐ購入する思考に行かず、何か代替えできるものはないか?アンテナを貼ることでしょう。
カウンタースイングが高すぎるのと3カ月以上待ちが無理すぎて考えたカウンタースイング笑笑
これ使って今日練習でいきなり逆方向にホームラン入ったのでカウンタースイング無い方おススメです笑笑#拡がれ大学野球#盛り上がれ札六 pic.twitter.com/IWDIyHl9Ks— 田中孝幸 (@Th6kpYv1eNzLNjY) 2018年5月16日
スポンサーを募る!クラウドファンディングを使う!
スポンサーを募りユニフォームに広告を貼る。まあ高野連の許可がいりますが…。もしくは地元や全国のファンからクラウドファンディングで予算に当てる。いまの時代らしいといえばらしいでしょうね。
スポンサー&クラウドファンディングの活用で一人あたりの負担が減るでしょう。営利目的ではなく、経費に当てるためですから、高野連も多めに見て欲しいですね。
野球界!効率練習の次は「野球経費削減」である

現在、高校野球では効率練習と呼ばれる取り組みが聞かれるようになりました。とくに県立岐阜商の鍛治舎監督が超効率練習で高校野球に革命を起こすと意気込んでおります。
関連記事:鍛治舎監督が高校野球に革命。新生・県岐阜商業が面白い。
素晴らしい取り組みですよね!これで県岐阜商が勝ち出したら日本の高校野球は一つの転機を迎えることになるでしょう。
さて…その次は?野球の経費削減です。親御さんの野球に係る経費を少しでも抑えるべくチームで取り組みましょう。それが結果として野球人口減少問題、抑制への近道なのです。
非正規社員は野球をさせられない
日本の労働人口約6,000万人と言われ、そのうち非正規社員(契約社員・パート・派遣社員)が2,000万人もいるのですよ…。
非正規社員はボーナスや昇給などもなく、会社の景気が悪くなればクビを切られます。そんな状況では野球をさせられませんよね。
子供がどんなに野球をしたくても…どんなに大谷翔平クラスの才能があったとしても、お金がかかる野球をさせられない。そんな親御さんも多いのです。
だからこそ出費を抑える仕組みが必要なのです。
まとめ

ゴルフ人口が大幅に減っているのはご存知でしょうか?全国のあちこちでゴルフコースが倒産しております。
そりゃそうですよ…めっちゃお金かかりますからね。いまの日本はお金のかかるスポーツは衰退する流れです。野球も例外ではありません。
このままでは出費の少ないスポーツに推移していくでしょうね。
何かを変えないと野球界は衰退するのみです。アイディアを出し合い、少しでも出費を抑える仕組みを考えましょう。チームレベルで話し合うことが大切です。
- 上級生から、おさがりできるものは極力おさがりを使用する。
- 引退する上級生からバザーなどで安く購入する。
- 野球道具はアイディア次第で安く作れる。
- スポンサー募集やクラウドファンディング活用もあり。