いろんな指導者の助言をすべて取り入れフォームを崩した。教訓となるような記事です😧
元オリックス・川口氏 プロでまさかの未勝利「混乱していた」理由をTVで明かす(デイリースポーツ) #プロ野球 https://t.co/XJJkWpPAwX
— あとひれ@高校野球 (@atohire) 2018年11月4日
今回のお話は人ごとではありません…。これでは、どんなに才能があってもオワコンです。
元オリックス・川口知哉氏は大型左腕として期待されながら、まさかの未勝利に終わりました。平安高校(現龍谷大平安)で、夏の甲子園で準優勝。97年、ドラフト1位指名を受け、オリックスに入団。大物ルーキーとして期待されていました。
しかし…1勝もできず7年間のプロ生活にピリオドを打ちました。メジャーも注目した選手ですよ…これだけの才能がありながらなぜでしょうか?
才能があってもオワコン

コーチの助言全てを聞き入れることでフォームのバランスが悪くなり、制球もバラバラに。「自分の投げ方ができなくなった。戻そうとしたけど、戻らなかった」
04年オフに戦力外通告。当時の心境について「野球をしたくなかった。野球が嫌い。嫌な7年。無駄にした7年だった」と振り返った。
確かに金の卵を育てられなかったという責任もあるでしょう。
指導者は自分の概念を強引に押し付けるのではなく沢山の引き出しを持って選手に指導して欲しいです。
野球で肘や肩を痛めている少年たちも指導者から、肘が低いから上げろとかのフォーム指導されてる
痛めた原因がそのフォーム指導であることはよくある https://t.co/bQt5QGOZqv
— モッキー@身体と対話する理学療法士 (@chinesu4) 2018年11月5日
川口選手も「野球をしたくなかった」「野球を嫌いになった」とまで言ってますから、よほどですよね。
例えば…高校時代の躍動感のあるフォームを維持していたら?大活躍していたとしたら?コーチは何だったの?ということになります。
とはいえ…
すべてコーチの責任というのも疑問が残ります。
今の練習が良いのか?悪いのか?自分に合っているのか?己が判断(ジャッジ)しなければならなかったということです。
指導者がスパルタすぎて言えなかったという理由もあるかもしれません。
しかし…どんな理由があろうと、己で良いか悪いかの判断し、指導者に相談をしなければならなかったということが言えます。
才能を終わらせないためにすべきこと。
能力のある選手ほど、無駄な練習は、上手く手を抜き、意味のあるトレーニングは、全力でする。
本能的に身体が理解して、無駄な練習を回避しているのかもしれない。— 高島 誠 (@littlemac0042) 2018年10月29日
メジャーリーグ・プロ野球でトレーナー経験のある高島誠さんの名言です。
能力のある選手ほど、無駄な練習は、上手く手を抜き、意味のあるトレーニングは、全力でする。
一見…練習をサボれって言っているの?と思われがちですが…。そんな浅い話ではありません。
イチロー選手の中学時代の話ですが、違うな?と思った練習はわざとミスをして指導者に遠回しにアピールしていたそうです。
大成する選手ほど自分で判断できる能力があった。そんな一面があるのでしょう。
まとめ

どんな才能があっても開花せずにオワコンもありそうです。では!そうならない為に…本日の記事をまとめてみましょう。
- 能力のある選手ほど、無駄な練習は、上手く手を抜き、意味のあるトレーニングは、全力でする。
- 真面目な選手ほどすべての練習を全力でやってしまうが、それは本当の真面目ではない。
- 野球人生は一度きり。指導者のせいにしても誰も責任を取ってくません!
- 指導されたフォームが合っているのか?自分で判断し指導者に思い切って相談してみる。
技術やフィジカルを鍛えることももちろん大事です!今回のお話も結構大事ですよ〜。
理想は…指導者と一緒に意見のキャッチボールができる関係が良いですよね。指導者は客観的な意見と複数の提案。決して一つのことを押し付けず、複数提案の中から選手に合うモノが見つかれば最高です。
最近「上から叩くダウンスイングを否定するのですか?」というメッセージが届きます。
それも違う。上から叩いて結果が出てるなら変える必要ないと思う。
選手は十人十色、いろんなバッティングがあっていいのに全員に「上から叩け」を押し付ける指導者は問題だということ。#高校野球 #少年野球
— あとひれ@高校野球 (@atohire) 2018年9月27日
才能ある、あなた!大丈夫ですか?
まあ、そんなわけで、
