「チームが勝てばいいはアマチュア」イチロー氏が考える”個”の重要性です。
野球はチームスポーツですが個人スポーツでもあるという名言を残されてます。
あなたはどう考えますか?
野球はチームスポーツ!?個人スポーツ!?

例えば…
- 少年野球で息子が役割を果たし大活躍したけど負けた試合。
- 息子が全然ダメだけどチームは勝った試合。
ぼくは間違いなく前者を支持します。
とはいえ…決して負けてもいいというわけではありませんよ。あくまで優先順位1位はパフォーマンスを発揮できたかどうかです。
次がチームの勝利ですので、パフォーマンスを発揮&チームの勝利が理想です。
イチロー氏はチームが勝てばいいはアマチュアまでという考え方もありますが、
少年時代の選手の育成という観点で考えると、アマチュアでも個人スポーツという考え方になってきます。
少年野球から極度に勝ちにこだわりすぎるとどうなるでしょうか?
- エースの連投
- チームバッティング
- バンドのオンパレード
- レギュラー固定
など…ろくなことないですし、チームの勝ちにはつながるでしょうけど、子供の育成という観点からは疑問が残ります。
ここで筒香選手の少年野球への提言もご紹介しましょう。
筒香選手の少年野球への提言

- 強い打球を打つことが野球の楽しさにつながる
- 細かいことを言われず、フルスイングをたくさんしてきた子供たちが、後々にそれが役立つケースが多い
- 細かいことを詰め込み過ぎると小さくまとまってしまう。大きいスーパースターが生まれにくい
いかがですか?
ぼくは筒香選手の提言には震えるほど嬉しかったです。そんな思想を持ったチームに入団したくないでしょうか?
勝ちにこだわる野球は、高校からでいいような気がします。
それまではチームバッティング、バントは置いといて三振を恐れず強く振る、全員にチャンスを与える方が育成としては魅力ありますよね。
チームの勝利は優先順位2番目。それよりも選手個人のパフォーマンスが上がっているか!?を成果指標にすべきです。
大阪桐蔭・個を高める時期はチームプレーを捨てる
#大阪桐蔭 西谷監督の指導方針は素晴らしい。こんな考えた浸透して欲しい。
「個を高める時期はチームワークを捨てる」
一度チームワークを捨て、その後に。大阪桐蔭を支える個と団結力の哲学。(Number Web) – Yahoo!ニュース https://t.co/Dyrz4bPad2
— あとひれ⚾️野球ブロガー (@atohire) August 22, 2018
大阪桐蔭もある時期、チーム練習をせず個人練習に重きを置くそうです。
その間はキャプテンも何もない個人戦です。自分の課題、長所などを伸ばすためにどうするか!?どんな練習をしたらパフォーマンスが上がるか!?を自ら考える。素晴らしい取り組みだと思います。
大阪桐蔭の西谷監督も「野球は団体スポーツですけど、個別性が高い」ということをおっしゃっています。
さいごに
さて…本日のクロージングですが…
チームが勝てばいいは高校野球です。
とくに小学校、中学校までは野球は個人スポーツという部分に重きを置くことでいいのではないでしょうか?まずは個人のパフォーマンスを上げること。
柔道だって個人戦と団体戦がありますよね!?それと一緒です。
まずは個人で戦えるだけのパフォーマンスを上げること。そして野球の試合は団体戦なのです。