監督

名将・監督名言からヒント!新時代の高校野球のあり方とは。

現在、スポーツのあらゆる分野でアメフトの事件のように”絶対服従”そんな時代遅れの教え方をされる指導者も多いと聞きます。

例えば…体のどこかが痛くても絶対に「No」と言えず試合に出続ける選手たち。昭和の軍隊かよって思いますよね。

では、なぜここまで絶対服従の圧力的な指導方針なのでしょうか?

日本の風潮・勝利至上主義

いろんな理由はあると思いますが、勝利至上主義だからです。日本では勝利のみ評価される風潮があり、指導者は想像を絶する緊張状態の中で戦っているのです。

いつクビになるかもわからないですからね…。もっと言うと指導者を雇う側の圧力が半端ではない。ビジネスでも一緒ですよね。

選手が潰れようが勝てばよい…。なかには才能溢れる選手もいたでしょう。

そんな日本の風潮を捨て去り、新しい時代の指導者はいないか?と模索していたところ…。

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仙台育英・元監督、佐々木順一郎氏 全国優勝という目標はない

高校野球指導方針で「斬新で時代にあった指導をされている」 と感じていたのは仙台育英の元監督、佐々木順一郎氏です。

残念ながら…2017年12月に発覚した生徒の飲酒・喫煙の責任を取り監督を辞任しました。悔しいの一言ですね。

佐々木氏の指導方針でビックリするのは、

佐々木順一郎 名言!

仙台育英に全国優勝するという目標はありません。

勝利至上主義と真逆の指導をされた方なのです。

 

勝利至上主義、優勝するといった目標ですと、優勝できなかった場合に負け組になります。全員が最後に卒業してよかったと思えるようにするにはどうすればいいか?を常に考えていたそうです。

甲子園で勝つことより、次の3つを着地点としております。

  1. いい親父になる
  2. 仙台育英ディズニーランド構想
  3. 飛脚プロジェクト

ハッキリいって意味不明ですよね…。

しかし…そこには素晴らしい理由がありました。

いい親父というのは、自分の子供が悩んだ時に、悩みを共感できる人間になれということ。ディズニーランドに行って楽しくない人はいないはず。楽しい高校野球生活を送るためにどうしたら良いかを全員で考え行動すること。

まさしく楽しく飛脚すること。それが人生の幸せにつながることを指導していたのです。

野球はエンターテイメントという考え方。好きですね〜。

 

佐々木氏は甲子園で26勝を上げ、プロ野球選手を何人も輩出しておりますが、そんなことよりも、生徒に自分で考えて行動する力を養う。

これこそが選手の長い人生において大事な部分と考えておられるのでしょう。

東北高校・元監督、若生正廣氏(現埼玉栄) 選手がNOと言える監督

ダルビッシュの育ての親である和生監督。現在は埼玉栄の監督をされております。

ダルビッシュが当時の若生監督のことを「NOを言える監督」だったそうです。衝撃ですよね…。いま日本中探してもそんな監督さんおられませんよ。

ダルビッシュいわく…

若生監督がぼくに何か強制することは3年間一切なかった。高校に入って自由にしていいと言われていたので練習もでませんでした。

何もやらないのも選択肢のひとつ。成長痛で体が痛いのに練習を強制されていたらココ(メジャー)にいない。

今できることを自ら考え、部屋でトレーニングやサプリメントを取っていたそうです。

ポイントは自分で考えることの重要性ですよね。そして監督さんがそれを受け入れてくれるかどうか。

 

選手の将来を第一に考える…。選手の将来を考えることとは…自分で考えて行動できるようになることです。

ダルビッシュ名言!

Noを言える監督のお陰で今がある!

自分で考えて野球ができるか?その環境があるか?

佐々木監督と若生監督に共通しているのが、

  • 生徒が考えて、試せる環境であること。

 

そしてもう一つ言えること…佐々木監督や若生監督も多くのプロ野球選手を輩出し甲子園でも結果を残しているんですよね。選手の将来に役立つことを優先した先に、結果もついてきた。これが新しい時代の高校野球指導法なのでしょう。

 

では、さいごに松井秀喜(星稜→巨人→メジャー)選手を育てた山下監督の名言で締めましょう。

星稜元監督 山下智茂名言!

待つ、信じ、許す。

まずは選手を認めること。自分の目線を下げて、勝つより育てる野球です。

 

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あとひれ
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フリーランス野球マニア。敵は「変化を好まない野球関係者」。息子と7年後の甲子園目指してます⚾️好きな言葉「ありがとう、なんとなく」