- ヒッチって何?
- ヒッチをする理由って何だろう?
こんな疑問にお答えします。
ヒッチ美しいですよね〜。ヒッチから繰り出す豪快なバッテイングはアドレナリン出まくりです…w。
ところで…ヒッチを超簡単に説明しますと…
バッティングにおいて、トップを作る前段階において、グリップを一度下げる動作のことです。
詳しくはコチラ:バッティングにおけるヒッチとコックの役割!
日本唯一と言っていい”ヒッチフェチ”を公言するわたしが持論を書いていきます。
最近ではジャイアンツの丸選手や西武の山川選手もヒッチマンだと勝手に位置付けておりますw
山川穂高バッティング練習😂
(3球団目西武) pic.twitter.com/eIjIxatlvZ— 熱熱熱男 next11/24ファン感 (@Hawks3150_) 2019年2月6日
ヒッチマンの美しさわかっていただけますか?グリップ一度下げて溜めてバーンです笑。いや〜たまらんです。
Contents
ヒッチする理由とは!?
ヒッチする理由を逆に丸選手や山川選手に聞いてみたいですね笑。
ヒッチの概念も人それぞれでしょうから、一概には言えませんが、2点あると思ってます。
タイミングを取っている。
タイミングの取り方って人それぞれだと思うのですが、ヒッチもその一つかと思います。
丸選手はピッチャーのあるモーションの時にグリップを下ろしてます。いわゆるシンクロしているのです。
立浪氏が著書でバッターは「静から動」と「動から動」のバッターに分類されると言います。山川選手はまさしく「動から動」。
「山川選手はバットを振り出す前に少々大袈裟かなと思うくらいの動きをいれてタイミングを合わせている。」
引用:立浪和義・打撃アップの極意より
反動を作っている。
ヒッチとコックの両刀使いの落合さんがわかりやすい解説をされております。ヒッチは反動だということですね。
例えば…手の平でテーブルを叩くとします。テーブル10cm上からそのまま下ろして叩くのと、10cmのところから上下に動きを入れた後に叩くのではどちらが痛いでしょうか?実験してみてください。
だいたいの人が上下に動きを入れた方が衝撃があることを実感できると思います。
反動は力を産みます、力の溜めとも取れるでしょう。ヒッチはコレなのです。
更に詳しくは動画を見てけれ。
ヒッチは全員に推奨するものではない
冒頭にも申しましたが、バッティングは人それぞれで良いという考えが基本です。全員が全員ヒッチが合うとは限りません。
ぼくはヒッチは美しいと思っていますし、高等技術・芸術とさえ思っておりますが、全員に推奨しません。
なぜならヒッチは立浪さんでも合わなかったと言います。一度試すのはアリですが、合わないなら即ヤメた方がよいでしょう。
現にヒッチを取り入れて覚醒した選手、調子を落とした選手どちらも見てきました。ヒッチは覚醒する可能性もありますが、その逆もあります。
充分に注意しましょう。
ヒッチは指導者に否定派が多い。
ヒッチは合うなら取り入れればよいと思います。なぜなら未知なる可能性を秘めてますからね。
しかしもう一つ注意して欲しいのは、引き出しの少ない昭和の指導者さんは「ヒッチをやめろ」と言うでしょう。いまだに結構いるらしいですよ。
その指導者にヒッチのダメな理由、丸選手や山川選手はなんでヒッチするんですか?と聞いてみてください。おそらく明確には答えられないでしょうね。
結果が伴うのであればヒッチをさせて欲しいです。ヒッチに限らず何でもです。
横浜高校・元監督の渡辺氏のようになって欲しいものです。
個性の許容範囲!渡辺監督のメッセージは説得力あるな。
「ヒッチ(個性)してるからやめろなんて直してちゃう。このヒッチしてるものを直して打てなくなる場合がある」#高校野球 pic.twitter.com/kTd234EaD3
— あとひれ⚾️野球ブロガー (@atohire) December 1, 2018
ヒッチは高等技術であり芸術である。
カンフーパンダこと
パブロ・サンドバルですかね。
ファンキーでカッコいいスイング。 pic.twitter.com/usKHWozYnn
— yas.理想の打撃 ENTERTAINMENT (@risounodageki) January 31, 2019
いかがでしたでしょうか?
さいごに…何度もいいますがヒッチは美しく、芸術だと思ってます。メジャーのボンズやオルティーズも伝説のヒッチマンでしたね。なぜそこまでヒッチにアドレナリンが出るのでしょうか?
長嶋茂雄的に言いますと溜めてバーンって飛ばす所が見ていて実に気持ちいいんですよ。日本、世界中でそこまでヒッチに愛を持っているのは僕くらいでしょう笑。
ヒッチにも何種類もあります。ボンズはクイックヒッチでしたし、ヒッチのタイミングも人それぞれです。研究すればするほど面白いですよ〜。
ではでは…