最近、「野球人口減少問題」をリアルに感じている。野球は「日本伝統の歴史ある素晴らしいスポーツ」。
現在では二刀流・大谷翔平や毎年甲子園で行われる高校野球。この盛り上がりは決して野球熱が冷めているとは思えないのだ。
しかし野球をする子供が確実に激減しているのです。
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「野球人口減少問題」解決策とは!?

時代は変わった。昔からの伝統も大事だがここで改革が必要なのです。
それは親自身のプライベートも大事だということ。そこを尊重し、そんな空気を作らなくてはならない。好きな親は来ればいいし無理してくる必要はない。
そんなわけで、親が来なくてもいい少年野球チームを作れないだろうか?
監督・コーチ・サポートしてくださる方に謝礼を払い、すべてやっていただく。
その代わり月謝は普通より割高となる。
それでもお金を払う親はたくさんいますよ。親は文字通り何もしなくてもいい。希望者には追加料金で送迎も行いたい。親御さんのプライベートを大事にする事だけでなく、親が土日仕事で来られないという子供もサポートする。
親のニーズによって野球チームが選べれば素晴らしいですよね。
- 月謝は割高だが親の負担が少ない野球チーム(親のプライベート重視)
- 月謝は割安だが親の負担多い野球チーム(野球の協力OKの親)
少年野球チームの散々たる現状。
野球離れが深刻…
スポーツ少年団の野球チーム数は最近10年で30%以上も減少。その煽りを受け、男子軟式野球部員の数も07年の約30万人から16年には約18万人に減少したそうです。
ちびっこ達!野球やろうよ!
Let’s play baseball ! pic.twitter.com/1kjhogDeGT— 全国高校野球観戦部@センバツ3/23開幕 (@AJ_HS_BB_WC) 2018年3月4日
ぼくの息子も少年野球をしていますが、来年には人数が足りずこのままでは大会に出られないという危機的状況です。
近隣の少年野球チームも同じで、試合ができずチームの合併があちこちで行われているのです。
こんな状況では近い将来、野球はヤバいことになります。数十年後には甲子園だって無くなるかも…。そんな危機意識すら感じるこの昨今です。
なぜこんなにも野球をする子供たちが減ってきているのでしょうか?
親の負担が大きすぎる。
「野球人口減少問題」理由の一つに「親の負担」が大きすぎるということがあります。
- お弁当作り
- お茶出し
- 道具の準備
- グラウンド整備
- 草むしり
- 球拾い
- 練習の相手
- 試合の審判
- 試合の送迎
- 試合中のアナウンス
- 試合中のスコア
- 試合中の応援(声だし)
- ユニフォームの洗濯
- お付き合い(お酒)
少し考えただけでもこれだけあるのです。親の負担が半端ではないですよね。平日は仕事で疲れ、土日は野球で消耗している。夏は猛暑のなか紫外線関係無しで外に一日中いる状態だ。お母さんも辛すぎます。
僕のように息子のヒット一本見ただけで疲れが吹き飛ぶような野球バカであれば良いが、みんながそうではない。
入団する前は「親は来れる日だけでいいから!」などと甘い言葉で巧みに入団を勧めますが、いざ親が来ないと冷たい目で見られるのです。
どんなに子供が野球をやりたくても、親が拒絶し入団させないというこの現状。
テレビで大谷翔平(日本ハム)や甲子園球児を見て憧れる子供もいるのに、野球をやりたくてもできない。そんな可愛いそうな子供が沢山いるのです。
「野球人口減少問題」一番大事なこと。
野球が大好きな子供たちに野球をさせてあげたい。
この一言に尽きるでしょう!野球がやりたくてもできない子供のなかには、大谷翔平やイチローを超えるセンスを持つ子供が眠っているかもしれない。日本の機会損失です。
親のニーズによって野球チームを選択する。これが今の時代とても重要なのです。
- 月謝は割高だが親の負担が少ない野球チーム(親のプライベート重視)
- 月謝は割安だが親の負担多い野球チーム(野球の協力OKの親)
子供が野球をしている間、親御さんはプライベートをどうか楽しんで欲しい。そんな環境を作ってあげたいですね。その先には「野球人口減少」という問題も解決に向かう気がします。
今の野球に対する「親の関わり方」が時代にマッチングしていない。
これだ!