
こんにちわ、「フライボール革命」推進派のあとひれ (@atohire) です。
MLBは「フライボール革命」真っ最中ですね!強打者たちはここぞとばかりに打球を上げ、ホームランを狙ってきます。
そんな中…なぜ大谷翔平選手はMLBの打者を抑えられるのでしょうか?
大谷翔平(エンゼルス)大活躍と二刀流成功の要因は花巻東流「準備力」にある理由。
どうせ160kmの直球でしょ?魔宮スプリットでしょ?いやいやそれだけではみたいですよ….。
現在の大谷翔平選手のピッチングで有効な2つの秘策があるというのです。
MLB強打者を抑える2つの秘策

1. 高めのスピードボール
フライボール革命は打球を上げようとするのでアッパー気味のスイングとなります。高めを下から上げようとするとファールになる確率も高く、空を切る可能性も高いということです。
「メジャー選手へは高めのスピードボールが有効」
マエケンさんやマー君も同じことを言ってましたね。
落合博満氏は「外国人選手は高めが下手…」
ましてや….160km越えの火の玉ストレートの高めですからね。いずれ強力な武器であることは間違いないです。
2. 縦に割れるカーブ
現在、MLBではカーブの名手が脚光を浴びております。理由は簡単です。カーブはホームランになる確率が一番低いとされる球種だからです。
2017年のワールドシリーズで、あるカーブが得意の投手が、24球連続でカーブを投げたことが話題となりました。
ヒットはOK!一発だけは避けたい場面でカーブは非常に有効なのです。大谷選手も器用にカーブを投げます。ましてや160kmのあとのカーブですから相当な緩急になるのです。失投さえしなければ強力な武器となるでしょう。
大谷翔平に襲いかかる「フライボール革命」とは!?
youtu.beMLBメジャーリーグでは2017年、年間20本以上のホームランバッターが2倍になりました。その理由こそがフライボール革命によるものです。
MLBでは近代化が進み走攻守すべてデータ野球です。選手一人一人の打球方向までパーセンテージで解析され、極端な内野シフトを組まれます。ゴロで内野を抜くのが難しくなり、ゴロでダメならスタンドに放りこめ!だったのです。
ホームランもデータ野球です。打球速度と打球角度を組み合わせたスイートスポット「バレル」と呼ばれるゾーンを発見しました。
打球速度158km以上 + 打球角度30度 = バレルゾーン
このゾーンで打った打球は80%がホームランという驚異的な数値となりました。
ちなみに日本でもフライボール革命推進者がおります。それはソフトバンクの柳田選手です。彼がバッティングで意識する優先順位とは非常に面白いです。
第1位 フライ
第2位 三振
第3位 ゴロ
投手からしますと、フルスイングで打球を上げてくるバッターは例え三振だとしても怖いものです。少しのコントロールミスで「ドッカーン!」スタンドインですからね….。
そんなMLBのフルスインガーたちが大谷翔平に容赦なく襲いかかるのです。
まとめ

現在の大谷翔平選手は「高めのストレート」と「縦に割れるカーブ」2つの武器を持ちながら、日替わりでピッチングパターンを意図的に変えているようです。
現在のMLBは超データ野球です。有能な数学者や統計学者などを招き入れ日々データ解析をしているのです。
大谷翔平の真の敵は、MLB選手ではなく、データ野球を解析する数学者や統計学者なのかもしれません。