
プロ野球選手が「チームの為に…」って言う人がいます。言葉は美しいけど何か違う、高校生までやろ!って。球団が優勝しても結果出なければクビですからね…。あくまで優先順位は①個人成績②チーム優勝。個人成績を残した選手はチームに貢献している。これは一般社会でも言えること。#プロ野球
— あとひれ@高校野球 (@atohire) 2018年5月1日
こんにちわ、高校野球をこよなく愛するブロガーあとひれ (@atohire) です。
プロ野球ヒーローインタビューで「チームの為に優勝目指して頑張ります!今後も応援よろしくお願いします」一見美しい言葉に聞こえますが違和感を感じるのは僕だけでしょうか?
プロ野球選手は個人事業主でしょ。
確かにプロ野球選手は球団に属しチーム一丸となって優勝を目指します。とはいえ…チームがリーグ優勝、日本一になっても個人が結果出していなかったら結局クビ(戦力外)なんですよね。厳しい世界です。
高校野球のようにチームの為の自己犠牲も評価の対象にしてくれるなら別ですが、プロ野球は違います。まずは個人が結果を出さなければ食っていけません。プロ野球選手は個人事業主なのです。
シーズン終了後に戦力外選手の番組を見る度に「チームの為に…」は違うよなー。プロ野球とはチームスポーツですが個人競技じゃないか?とも感じます。まずはチームの優勝よりも個人の結果なのです。
「打率1割でチームリーグ優勝と日本シリーズ制覇!」
「打率3割・HR50本でチーム最下位」
どちらが納得のいくシーズンでしょうか?
現にプロ野球チームが最下位でも個人成績が良ければ年俸は上がるのです。
プロ野球に「One for all,All for one」 (ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)は無いのです。
プロ野球選手にとって最高のシーズンとは……自ら納得のいく成績を残し、チームも優勝することですよね。優先順位としてチーム優勝は2番手です。
「チームの為に〜」は高校野球まで

確かにチームの為に〜は美しいです。しかし高校野球までですよね。
野村克也氏が「チーム力で勝てるのは高校野球まで」という名言がありますがその通りです。プロ野球は個性派集団で良いのです。敵は相手チームばかりではなく見方全員が敵なのです。
大阪桐蔭選手も同じようなことをいってました。
大会で勝つよりもチーム内で勝つ方が大変です。
大阪桐蔭は高校時代から個人事業主みたいなものですね。壮絶なチーム内競争を高校から実践している。大阪桐蔭選手がプロ野球で活躍するのもわかります。
ヒーローインタビューで「チームの為に〜明日も勝ちます!」はファンは喜ぶでしょうけど、ぼくは違和感アリアリなのですよ。
以前ヒーローインタビューでこんな素晴らしい返答をした選手がおりました。
「明日も試合に使って頂けるよう、パフォーマンスを最大限発揮する準備をするだけです」
「いつも崖っぷちですから……明日も命がけで戦います」
「明日も打たないと次はありません。敵味方関係ありません、やるだけです」
これがプロ野球選手の本音でしょう。プロ野球人として素直な気持ちが聞けて実に清々しかったです。こんな熱い気持ち、本音を言っていただける選手がいて欲しいですね。
まとめ・一般人にも当てはまる言葉

「明日もチーム優勝のために頑張ります。応援よろしくお願いします」みたいなインタビューの定番テンプレートだけは絶対に聞きたくないですね。
チーム勝利より個人の結果が大事なのはプロ野球だけではありません。ぼくたち一般人にも言えることですよね。会社内業績は二の次、まずは個人成績です。
個人成績を残すことが結果として会社(チーム)への貢献に繋がるのです。
チームの為に〜は逃げです。「チームの為に自己犠牲になります」はウソ。個人成績を上げることが出来ないから、そっちの方向へ逃げているのです。
まずは個人成績を上げること。
例えば
ホタルと一緒です。まず自分が輝くことで周りを明るく照らします。観ているお客さんを感動させます。
大活躍中の大谷翔平選手もホタルです。二刀流などチームの負担考えたら普通できませんよ〜。しかし!そんな重圧のかかるなかで素晴らしい個人成績を残してます。まず自ら輝くこと(結果)がチーム(2位)にもつながっており、余談ですがエンゼルスグッツの売り上げにも貢献しているのです(凄いらしいです笑)。球団にとってメリットしかないですよね。
まとめますと….
もう少し自分のことだけ考えていいのです。そしてホタルになる為の努力をしましょう。