AQOL5589

あとひれ・クオリティオブライフ・5589(コーコーヤキュー)。他人の時間ではなく自分の時間を生きる。高校野球をこよなく愛するブログ。

自殺現場に遭遇しました。その後、自分に起こったこと。自殺者からの贈り物。

まさか自殺現場に遭遇するとは・・・。あれは忘れもしない数年前、息子の誕生日のこと。プレゼントを買いに家族みんなでおもちゃ屋さんに行く途中の出来事でした。

※ここから具合が悪くなる可能性がありますので注意ください。

たまたまあるデパートを車で通りかかった際、人が倒れているのに気づいた。素通りもできたわけだが心配になり車を停めて向かった。

女性が倒れていた。しかも顔グチャグチャ。

女性がうつ伏せで倒れていて、わずかに動いていた。わたしが向かった後に2〜3人の人が集まり、やがて人だかりになってきた。

すぐに救急車を呼び携帯電話で消防隊員の指示を受ける。消防隊員が「仰向けにして、呼びかけ続けて下さい」というものだった。おそらく朦朧とする意識を少しでも保ってもらう為だ。


仰向けにした途端愕然とした。顔がグチャグチャだった。それを見て、内心パニクってた。それぐらい顔がキツかった。


何度も「大丈夫ですか?」の呼びかけに目を背けたくなるような顔、そして瀕死の状態ながらかろうじて「ウン」うなずく。痛々しいなんてものではなかった。


ようやく救急車が到着も気分が悪くなりその場から立ち去ってしまった。

女性が失恋を苦にした自殺。

後に噂で死亡したと聞いた。20代の綺麗な女性だったらしい。失恋が原因でデパートから飛び降りたとのこと。


その後、自分に起こったこと。自殺者からの贈り物。

・数週間食事ができなかった。

・メンタルヘルスの研修・自殺対策講義中のこと、急に激しい動悸が発生しその場を退席。それぐらい心の奥に入りこんでいた。いわゆるトラウマ状態。

・自殺について考えるようになった(自分がしたいとかではなくて)。

・息子の誕生日がくる度にあの日を思い出す(気分が悪くなる)。


死を選ぶほどの辛さだったのでしょうから、さぞ苦しんでいたのでしょうね。本当にお悔やみ申しあげる。


一方、現場にたまたま居合わせたことで未だ心から消えることのないトラウマ。

「自殺」
本人も家族も恋人もたまたまそこにいあわせた方も。みんな悲惨だ


この世に奇跡的に生まれてきたのに悲しいものです。そんな事言っても慰めにもならないのは百も承知。苦しいのは今ココなんですものね。


ちなみに我が県の自殺率は毎年1位〜3位(人口10万人あたり何人自殺しているか)である。


メンタルヘルスの講義でもし身近にお話しできる方(傾聴)がいた場合、自殺が2〜3割減るという話は興味深かった。

しかし素人の私たちが「自殺をなんとかしたい」などとおもうことは少し危険だ。

心の疲れのある方に対して素人がやれること。

臨床心理士さんの研修で言っていたことは、もし身近に疲れている、最近やつれてきた、目に力がなさそうな方がいらしたら


「疲れているんじゃないですか?大丈夫ですか? 」


と一声かける。これで充分だという。


もし相手が話をしだしたら、(無理に聴こうとしない)


どんなことでもただただ否定をせずに聞いて差し上げる


万が一死を口にしていたり、危ない感じであれば専門家にリファー(つなぐ)する。

《全国いのちの電話》
www.inochinodenwa.org


《夜中に相談したい場合》
www.befrienders-jpn.org



さいごに・「生きていることが辛いなら」

森山直太郎さんの『生きていることが辛いなら』
歌詞に賛否両論ありますが、少なくとも私の周りではこの曲で気持ちが生き返ったという人が何人もおります。
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