まだ野球やらんの?

高校野球をこよなく愛するブログ。

【高校野球】高崎経済大学附属の快進撃。創意工夫が生んだベスト4「いつかは頂点へ」

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こんにちわ、高校野球をこよなく愛するブロガーあとひれ (@atohire) です。

 

甲子園だけが聖地ですか?聖地はすぐそこにもあるのです。

 

  

高校野球大会に参加する全国約4,000校から都道府県代表47校を除き、甲子園出場が適わなかった高校3,953/4,000校にもエピソードがあるはず。眠っているドラマを公募したところ。。 

 

 

管理人(あとひれ):埼玉県のK・Tさんよりエピソードをいただきました。ではどうぞ!

 

 

 

 

投稿者:群馬県、K・Tさん「いつかは頂点へ」

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 当時創部4年目の新設公立高校として、実際に私が所属していた野球部の軌跡を紹介します。

 

創部4年目で甲子園を目指す!

中学の卒業式を終え、高校生活を間近に迎えた春休みに入ると同時に私が入学することが決まっている高崎経済大学附属高等学校硬式野球部から一通の手紙が届きました。その内容は

 

「春休み期間、高崎貝沢野球場にて練習をしています。ぜひ一緒に参加して下さい。」

 

というものでした。

高校でも野球をやろうと思っていたので早速参加させてもらいました。 そこで我らが4期生 投手 橋本 捕手 山口 一塁手 悴田、高橋 二塁手 剣持 三塁手 佐藤 遊撃手 石井、織茂 左翼手 真下 中堅手 小泉 右翼手 長島 は出会ったのです。11人しかいないのにポジションかぶりがなかったのは奇跡でした。

 

思っていたよりも和気あいあいとした雰囲気で、いびりや理不尽なしごきなどは一切なかったです。 やがて時が過ぎ、先輩たちの代から私たちの代へと移り変わりました。 私たちは部活内でも部活が終わっても仲が良く、共に 「甲子園を目指そう」 と強く誓ったのでした。

 

センバツがかかる秋季大会での快進撃!

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新チームになってからまもなく、毎週末は練習試合の遠征が続きました。私たちの学校は元女子校で、野球部専用のグランドがなく、既存のグランドは主に強いサッカー部がほぼ占有していたのです。

 

秋季大会のシード権はスコアブックを基に一定期間内での勝率を出して協会に提出し、勝率の高い上位8校がシード権を獲得出来る仕組になっています。 そこで私たちは見事シード権を獲得したのでした。 これまで秋季大会で1勝もあげられていない我が母校しかし今年は快進撃が続きます。

 

1回戦の相手は中之条高校 ここはシード校らしく順当に 7-0(7回コールド) で初勝利をもたらしました。 続く2回戦の相手はシード権を逃している強豪前橋商業、あとで聞いたところによると県外の強豪高校ばかりと練習試合をしていたので、思いのほか勝率が伸びなかったらしいです。

 

試合の方はこの日3番に座っていた長島のタイムリー2ベースなどで6-4と見事強豪校をくだしました。 3回戦も順当に勝ち進みベスト4をかけた松井田高校との一戦。相手も前の試合、シードの強豪農大二高をくだしてきており波に乗っていました。しかし私たちの勢いは止まりません。 4-1で勝利を収め、創部発のベスト4進出を果たしました。

 

準決勝の相手は古豪桐生高校 当時1年生(私たちの1つ下の学年)主体のチームでしたが、打つわ打つわでコールド負けを喫してしまいました。

 

しかし幸運なことに今年は関東大会が群馬県開催。開催県は3校出場が出来るので3位決定戦があるのです。私たちは3位決定戦に進むことになりました。 対戦相手は古豪の高崎商業 善戦しましたが相手のエースを打ち崩す事が出来ず3-0で惜しくも初の関東大会出場を逃してしまったのです。

 

結局、関東大会でベスト4まで勝ち進んだ高崎商業は翌年のセンバツに出場が決まったのでした。

 

当時では珍しい?トレーニング!

スポーツ推薦のない公立高校でここまで勝率を上げられたのは、今でこそ当たり前に行われているトレーニング方法にあったのかもしれません。

 

1.効率の良い筋トレ方法 毎日がむしゃらに筋トレを行うのではなく、超回復を意識した筋トレ方法。

※機会があれば別の記事で説明します。

 

2.ビジョントレーニング 無数のボタンが付いているパネルで、ボタンが光ったら素早くそのボタンをタッチ。ボールに文字を書いて何が書いてあるか見極めたり、瞬間視力、周辺視野や動体視力を鍛えました。

 

3.メンタルトレーニング 練習前にイメージトレーニングを行なったり、ケースバッティングなどで、凡退したら何らかのペナルティを与えるなど負荷をかけ、精神力を鍛えたり。 そして1人1人のこれまでの全打席をスコアブックから割り出し、どのカウントで結果はどうだったのかを分析し、弱いところを徹底的に鍛えたのです。 春季大会ではベスト8でシード権を獲得し、いよいよ最後の夏を迎えるのでした。

 

いよいよ最後の夏

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夏といえば高校野球(甲子園)と多くの人が連想すると思います。その甲子園を目指す舞台にいよいよ立つのです。

 

1回戦の相手は甲子園出場経験のある樹徳高校。この日は何やら夏らしくないどんよりとした日でした。 ここまで見事なピッチングを続けて新聞でも取り上げられるまでに成長したエースの橋本の乱調で中盤までで3点を奪われ、劣勢に立たされてしまったのです。 やがて、空は暗くなり、強めの雨が降ってきてしまい、このままでは降雨コールドゲームで負けてしまう!回は8回の表でした。

 

ランナーを1塁2塁においてバッターは3番の石井。渾身の力を込めて放った打球はライトスタンドへ。 起死回生の同点3ランホームラン!!

 

ベンチ、応援席は抱き合い、泣いて喜びます。 続く4番の山口の打順でゲームは一時中断。集中の途切れてしまった山口は凡退してしまいました。 そして9回表の樹徳高校の攻撃。 4番打者に甘く入ったストレートを捉えられ、4-3と勝ち越しを許してしまったのです。 最終回、意地を見せますが結局 4-3のまま。 私たちの夢は夢のまま終わりを告げました。

 

時は経ち・・・

時は経ち2014年 我が母校は夏の大会初のベスト4進出を果たしました。甲子園まであと2つのところまで辿り着いたのです。 高崎経済大学附属高校野球部横断幕に掲げられた 「いつかは頂点」 達成する日も近いかもしれません。

 

管理人のひとこと

 高崎経済大学附属校の歴史に当時の活躍が刻まれました。創部4年目、公立校で群馬県ベスト4はすごすぎます!センバツに出場した高崎商業に0−3の惜敗ですから悔しい〜(わたしまで悔しくなってきました)。ビジョントレーニングやメンタルトレーニングは興味ありますね。私立に勝つ為に普通の練習では太刀打ちできない、私立と違うことをしなければならなかった。そんな創意工夫が生んだベスト4です。

 

 

 

群馬県は健大高崎や前橋育英など強豪校揃いです。いつかはラスボスを倒し甲子園に出場してください!K・Tさんありがとう〜。