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国よ、厚生労働省よ、派遣業界を終わらせたいなら早よして。新派遣法やることが多すぎて派遣会社がブラック化!?

派遣法が2015年9月30日に改訂され1年半以上が過ぎた。

新派遣法:派遣社員必見!労働者派遣法をやさしく解説【派遣法まとめ】 |はたらこねっと

 

新派遣法はクソ

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新派遣法は非正規社員比率を下げるべく、派遣先へ直接雇用を促すための法律だ。入り口は派遣だがその先に正社員雇用が待っているならば素晴らしい法律だ。

 

しかし現状はどうだろうか?早い人であと1年半で個人単位の抵触日を迎えるが、その先に本当に正社員が待っているのだろうか?正社員登用は派遣先の努力義務程度に抑えられ強制力は乏しい。

 

これだけでも新派遣法はクソだということがわかる。

 

問題はそれだけではない。派遣会社も新派遣法の対応で大幅なコスト増や膨大な労力がかかり大変らしい。新派遣法を忠実に守り対応する派遣会社と地場業者など規模の小さい派遣会社は対応が全くできず二極化。

 

また派遣法を忠実に守る派遣会社・社員はあまりにも膨大すぎる業務量に悲鳴をあげる。政府は働き方改革と称して、長時間労働の抑制など力を入れているが、これでは長時間労働を強いられているようなもの。毎日朝7時前には出社、帰りは深夜を超えることもあるらしい。派遣営業マンの出勤簿はほぼ偽装ときく。

 

新派遣法、なかでもキャリアアップについての対応がきつい。

 

派遣労働者のキャリアアップ推進

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キャリアアップ推進とは

派遣労働者は、正規雇用労働者に比べ、職業能力形成の機会が乏しいという現状を踏まえ、今回の改正法では、
派遣労働者のキャリアアップ支援が初めて義務付けられました。

参照:vol.9「派遣労働者のキャリアアップ推進」2015年派遣法改正10のポイント |はたらこねっと

 

派遣スタッフ1人あたり年間8時間以上のキャリアアップを目的とした職業訓練の場を有償で設けなければならない。

 

休日の土曜日などを使って一斉に集まってもらい1回で済ませればいいと思うかもしれないが、派遣先の休日は交代制やシフト制のところも多いため1回でやってしまうのは難しい。個々に教育スケジュールを組まなくてはならない。

 

月に何度も土曜日を削り、出勤している派遣営業マンもいる。派遣スタッフが深夜専属勤務ならば夜中に出勤して対応する人もいる。

 

新派遣法が施行され派遣会社営業マンの時間外対応が大幅に増え休日も減らされている。派遣スタッフ自身も日々の業務でヘトヘトのなか眠い目をこすりながら受講している方も。本当に受講したい派遣スタッフはいったい何人いるのだろうか?体感だが1%以下だとおもう。

 

派遣業界を終わらせたいなら早よして

労働契約法で勤務5年で無期契約への移行や新派遣法の雇用安定措置など派遣会社は派遣スタッフを維持するコストが大幅に増える。

 

このキャリアアップでも人件費・教材費・派遣スタッフの時間外手当など相当なコストを負担している。もはやまともに対応していたら派遣会社は経営できなくなりどんどん倒産していくだろう。体力のない派遣会社は最悪、派遣社員への給与遅延なども危惧される。

 

それでも今期から労働局はこのキャリアップその他も含め対応できていない派遣会社は是正の対象としていくらしい。取り締まりを強化して、国・厚生労働省は派遣を終わらせたいの?どっちなの?

 

悪徳派遣業者を排除する狙いもあるだろうが、新派遣法100%の対応は大手でもキツイとおもう。

 

派遣業界を終わらせたいなら蛇の生殺しみたいなことをしないで早く終わらせてほしい。そのうち自殺者がでますよ。

 

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