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「あとひれ・クオリティオブライフ!」他人の時間ではなく自分の時間を生きる。こころについて探求・高校野球をこよなく愛するブロガー。

初めての金縛り・・・。原因は「20歳の原点」高野悦子さんだった!?

今から15年前くらいの話である。その時、高野悦子さんの「20歳の原点」という本を読んでいた。

 

「20歳の原点」とは

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 未熟であること。
 人間は完全なる存在ではないのだ。不完全さをいつも背負っている。人間の存在価値は完全であることにあるのではなく、不完全でありその不完全さを克服しようとするところにあるのだ。人間は未熟なのである。
 
ここの人間のもつ不完全さはいろいろあるにしても、人間がその不完全さを克服しようとする時点では、それぞれの人間は同じ価値をもつ。そこには生命の発露があるのだ。
 
 人間は誰でも、独りで生きなければならないと同時に、みんなと生きなければならない。私は「みんなと生きる」ということが良くわからない。
 
「独りであること」、「未熟であること」、これが私の二十歳の原点である。
 
 

高野悦子さん 

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本の一部にもあるように20歳とは思えない詩が並ぶ。

 
人生について誰よりも深く深く考え、孤独と未熟さを常に感じながら、また探求しながら生きたのだった。 
 
頭の良い方であり、感受性も強い方でもあるので、私など凡人には見えないような境地にいた方だと思う。自分はそんな20歳の高野悦子さんに衝撃を受けていた。
 
「20歳の原点」のみならずもっと高野悦子さんを知りたくて「20歳の原点序章」「20歳の原点ノート」も読んだ。
 
 
 

そんな夜

「20歳の原点」を読んでいたその夜・・・。

 
いつの間にか眠りについていたのだが、その夜中感じたことのない感覚におそわれた。
 
 
からだが動かない
 
 
金縛りである。はじめての
 
 
恐怖。怖い。
 
 
隣に寝ていた彼女(今の嫁です)に助けを求めようとするが
 
カラダも動かず、なんとか呼びかけようとするが、弱々しい声は出るが言葉にならない。当然彼女はきづくはずもない。
 
 
その時!
 
 
 
右側に気配が・・・
 
 
 
なんと
 
 
 
 
白い服をきた女性が私の寝ている横に座っていた
 
 
 
しかも
 
 
 
こちらを見ていた
 
 
 
横目で・・・
 
 
 
目があった瞬間
 
 
人間恐怖の絶頂にいるとこんな声でるんだ!というような気持ち悪い声を発してしまった。  
 
あまりの恐怖に失神したのか寝たのか、わからないが朝となっていた。
 
 

夢?霊?

今でも夢だったのか、霊的なことだったのかわかりません。どっちでもいいと思っている。
 
ただそれぐらい高野悦子さんが脳裏に焼き付いていたのかもしれません。
 
この高野悦子さんのこの写真を見るたびにあの夜を思い出す。
 
似ていたようにも思えなくもないが、高野悦子さんのような気がしてならない。
 
 

最後に高野悦子さんの死(詩)を

「20歳の原点」より
 
 旅に出よう
 テントとシュラフの入ったザックをしょい
 ポケットには一箱の煙草と笛をもち
 旅に出よう
 
 出発の日は雨がよい
 霧のようにやわらかい春の雨の日がよい
 萌え出た若芽がしっとりとぬれながら
 
 そして富士の山にあるという
 原始林の中にゆこう
 ゆっくりとあせることなく
 
 
 
 高野悦子さんは一編の詩を書いた2日後に鉄道自殺をしたという。